病院看護部の災害への備え意識の基礎的研究

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タイトル別名
  • Fundamental Study of Preparedness Consciousness to Disaster of Japanese Hospital Nursing Department
  • ビョウイン カンゴブ ノ サイガイ エ ノ ソナエ イシキ ノ キソテキ ケンキュウ

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抄録

<p>目的:病院看護部の災害に関する備えの現状や意識,取り組み状況について課題を明らかにする.</p><p>研究方法:研究対象は病院看護部の代表者とし,質問紙を郵送,回答はWeb,郵送で求めた.調査内容は,先行研究を参考に属性,病院看護部の災害に関する備えの現状,防災への意識や備えに対する考えや実情とした.</p><p>倫理的配慮:調査は無記名で行い,研究代表者の所属する研究倫理委員会の承認を得て実施した.</p><p>結果:1,986件で分析を行い,災害拠点病院は414施設(20.8%)であった.災害に関する備えの現状では,設備準備は備蓄(91.0%),対策組織(77.4%)があり,災害拠点病院の指定の有無で結果は異なった.</p><p>結論:備蓄やマニュアル等は整備されてきているが,備え意識は低い.総じて災害拠点病院の備えは,指定を受けていない病院よりも備えられているが,派遣体制や支援後のメンタル支援体制は,同じ状況であった.</p>

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