小児新鮮Monteggia脱臼骨折 -橈骨頭の観血的整復は必要か-
書誌事項
- タイトル別名
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- Pediatric acute Monteggia fracture-dislocation -Is open reduction of the radial head necessary?
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抄録
小児新鮮Monteggia脱臼骨折は,橈骨頭脱臼が陳旧化すると成績不良となる.われわれは整復後,透視下肘屈曲位で腕橈関節の適合性を確認し,回外位で適合性良好なら橈骨頭脱臼は保存加療を原則とした.2009~19年に治療した16例(男9,女7,平均年齢8.5歳,経過観察期間平均28か月)中,腕橈関節を外側から展開したのは4例であった.前方脱臼2例では回外位で橈骨頭が脱臼位で,輪状靭帯が関節内に陥頓し整復阻害因子となっていた.回外位で適合性は良好であったが腕橈関節を展開した外側脱臼の2例では,輪状靱帯損傷および関節内介在物を認めず,結果として展開は不要であった.整復後,回外位で適合性が良好で回内位では不良であった9例は,1週間回外位で外固定した後,肘屈曲位のシリンダーギプスで前腕自動運動を開始した.最終診察時,全例橈骨頭は整復位で,疼痛・可動域制限を認めなかった.
収録刊行物
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- 日本肘関節学会雑誌
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日本肘関節学会雑誌 27 (2), 155-158, 2020
日本肘関節学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390850313414169728
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- NII論文ID
- 130007999239
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- ISSN
- 24342262
- 13497324
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可