盛土締固めにおける遮水性能の面的管理法の開発と適用事例

  • 坂本 博紀
    独立行政法人水資源機構 本社経営企画部(前:朝倉総合事業所 工事課)
  • 小林 弘明
    鹿島建設株式会社 土木管理本部 土木工務部 ダムグループ
  • 龍岡 文夫
    東京大学・東京理科大学
  • 福島 雅人
    電源開発株式会社 本社土木部(前:独立行政法人水資源機構 朝倉総合事業所 工事課)

書誌事項

タイトル別名
  • An Area Control Method of Impermeable Performance in Fill Compaction and Its Application
  • セイツチシメカタメ ニ オケル シャスイセイノウ ノ メンテキ カンリホウ ノ カイハツ ト テキヨウ ジレイ

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説明

<p>一般土工ではGNSS等による盛土の連続的な締固め管理は進んできたが,フィルダムコアゾーン等の遮水性盛土での遮水性能の面的管理に適用した例は見当たらない。著者らは,既に室内試験と現場試験の結果に基づき,地盤剛性指標の上限値管理に基づく間接的ではあるが遮水性能を迅速に管理する手法を構築している。本研究では,この新たな管理手法に用いる地盤剛性指標として振動ローラの応答加速度に基づく指標を採用し,遮水性能の面的に管理する手法を開発し,実施工に適用した。また,品質管理記録から適切な品質が確保されていることを確認した。</p>

収録刊行物

  • ダム工学

    ダム工学 31 (1), 27-39, 2021-03-15

    一般社団法人 ダム工学会

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