Unpaywallを利用した日本におけるオープンアクセス状況の調査
書誌事項
- タイトル別名
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- The State of Open Access in Japan: An Analysis Using Unpaywall
- Unpaywall オ リヨウ シタ ニホン ニ オケル オープンアクセス ジョウキョウ ノ チョウサ
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説明
<p> 本稿は Unpaywall を利用して日本と世界のオープンアクセス(OA)状況を調査した.日本の調査では Unpaywall と Scopus に収録されている日本の著者による雑誌論文約 200 万件,世界の調査では Unpaywall に収録されている雑誌論文約 8,000 万件を対象とした.結果,日本と世界の OA の割合はそれぞれ 41.83%, 29.77%であることがわかった.日本の割合の高さの要因は,過去に出版された論文の多くがブロンズであ ることである.近年の傾向としてゴールドの割合の上昇が観察された.機関リポジトリで公開されている論 文の割合は 2000 年から 2010 年にかけて増加しているものの,2010 年以降は横ばいで約 5%である.2010 年以降の機関リポジトリのみで OA である論文の割合は約 1.5%である.グリーン OA を効率よく推進するためにも,各機関がそれぞれの OA の状況を継続的に把握できるような仕組みが必要である.</p>
収録刊行物
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- 情報知識学会誌
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情報知識学会誌 31 (1), 31-50, 2021-02-28
情報知識学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390850424378706816
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- NII論文ID
- 130008005179
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- NII書誌ID
- AN10459774
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- ISSN
- 18817661
- 09171436
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- HANDLE
- 2433/261212
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- NDL書誌ID
- 031322616
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可