速度回復誘導灯の渋滞緩和効果を最大化する動的運用手法に関する検討

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書誌事項

タイトル別名
  • Developing the Optimal Dynamic Operation Method of Pace-Maker Light for Traffic Congestion Relief

抄録

<p>本研究は、主にサグ部区間で発生する渋滞緩和のために運用する速度回復誘導灯について、渋滞緩和効果が効率的で最大化できる動的な運用方法を構築することを目的とする。サグ部区間における渋滞先頭位置の変動や渋滞範囲が異なる渋滞パターンを考慮して、対象区間を区分するブロック別交通状態を分析することで、渋滞パターン別点灯速度の運用方法設定の必要性について議論する。また、運用した点灯速度設定ケース別交通データをもとに、渋滞パターン別点灯速度と観測交通データの関係を分析することで、適切な点灯速度を抽出する方法を提案する。最後に、提案した点灯速度の抽出方法に基づいて、速度回復誘導灯運用システムに導入可能な、渋滞パターン別点灯速度の設定値及び点灯速度の運用方法を提案する。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 7 (4), B_22-B_30, 2021-04-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390850490581990528
  • NII論文ID
    130008020271
  • DOI
    10.14954/jste.7.4_b_22
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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