アルミノケイ酸塩鉱物の形成メカニズムに学ぶ新たな表面含浸材の開発

DOI Web Site 参考文献1件 オープンアクセス
  • 植 隆太郎
    元名古屋工業大学 社会工学科(〒466-8555愛知県名古屋市昭和区御器所町)
  • 加藤 諄
    名古屋工業大学 社会工学科(〒466-8555愛知県名古屋市昭和区御器所町)
  • 吉田 亮
    名古屋工業大学 大学院社会工学専攻(〒466-8555愛知県名古屋市昭和区御器所町)

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT OF NEW SURFACE PENETRANT BASED ON A PROCESS MAKING AN ALUMINOSILLICATE MINERAL

抄録

<p>コロイダルシリカを主成分とした表面含浸材の改質水としてアルミニウムおよびナトリウムイオンを含む強アルカリの水溶液を使用した場合には、水酸化カルシウム水溶液を使用する既存工法よりも大きな硬度上昇が確認できた。セメント硬化体中に存在するケイ酸化合物ならびに表面含浸材が供給するケイ酸がアルミニウムにより架橋されることで、硬度の高いアルミノケイ酸塩化合物が生成された。この化合物がセメントペーストの骨格構造(空げき壁面)を補強するように生成することで、硬度上昇につながったと考えられる。</p>

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