アーカイブ活用に向けた調査研究 再放送の可能性を探る(前編)

書誌事項

タイトル別名
  • Research Survey for Utilization of Broadcast Archives Exploring the Potential of Reruns
  • アーカイブ活用に向けた調査研究 再放送の可能性を探る(前編)コロナ禍ではどう見られていたか
  • アーカイブ カツヨウ ニ ムケタ チョウサ ケンキュウ サイホウソウ ノ カノウセイ オ サグル(ゼンペン)コロナ カ デワ ドウ ミラレテ イタ カ
  • [Part I] How Reruns Were Perceived during the COVID–19 Pandemic
  • コロナ禍ではどう見られていたか

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説明

再放送に対する視聴者への意識調査(WEBアンケート,グループインタビュー)の結果を詳述する2回シリーズの前編。第1章で‚政府の緊急事態宣言が発出された2020年4月以降のテレビ番組の「再放送化」を概観。5月下旬には夜間プライムタイムでも多くの番組が再放送‚ないし‚過去映像素材の再利用による放送であった。意識調査の結果からは‚主に以下の傾向が抽出できた。 ●再放送に対しては概ね好意的であり‚時間帯も平日のゴールデンタイムなどでも構わないという傾向が強い。●見たい番組であれば再放送であるか否かはあまり気にしない。番組表の表示も特段のこだわりは感じられず‚放送のタイミングでも「季節感」などは重要視していない。●再放送へのニーズの中には,最近の放送番組に対する物足りなさも含まれている。●特に‚積極的な視聴者層は‚再放送番組に対して様々な付加価値を求めている。●再放送の情報は‚若年層がインターネットで‚高齢層が新聞で得る傾向がある。●不祥事を起こした芸能人の出演する番組の再放送には概ね寛容。調査の分析・考察は後編に続く。

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