36地方都市における現地調査に基づく中心市街地の賑わいと到達圏人口との関連性分析

書誌事項

タイトル別名
  • The Relation Analysis between Population in Reachable Areas and Downtown Vibrancy Based on Field Surveys in 36 Local Cities

抄録

<p>近年、日本の地方都市では公共交通の利便性低下や中心市街地の空洞化といった問題に直面している。そのような状況下で、「コンパクト+ネットワーク」は都市を持続可能なものとする方策のひとつとして注目されている。本研究では、日本の36地方都市を対象として現地調査により賑わいを定量化し、その要因について人口規模別に分析した。その結果、人口規模によらず賑わいは自動車密度とほとんど相関がみられないこと、自動車到達圏人口は賑わいにほとんど影響をしないのに対し公共交通到達圏人口は強く影響することを明らかにした。</p>

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 56 (1), 63-72, 2021-04-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ