化粧療法(メイクセラピー)に対する市民の意識調査と 薬剤師の関わりの可能性

書誌事項

タイトル別名
  • Citizen Awareness of Medical Cosmetic Therapy and Potential for Pharmacist Involvement — Necessity of Pharmacist Involvement in Medical Cosmetic Therapy —
  • ケショウ リョウホウ(メイクセラピー)ニ タイスル シミン ノ イシキ チョウサ ト ヤクザイシ ノ カカワリ ノ カノウセイ

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説明

<p>化粧療法における一般市民の意識と薬剤師に対するニーズを調査するために,一般市民 200 名に対して Web による調査を実施した.結果として,化粧療法を「知っている」と回答した人は全体の 16%と少なかったものの,実際に自身が病気になった時に化粧療法を実施したいと思う人が 31.5%,化粧療法時に薬剤師に関わってほしい人は 26.5%であり,特に,化粧品の成分,効果,アレルギーに対して薬剤師に関わってほしいとの意見であった.化粧療法に対する薬剤師のニーズは現状低いものの,今後,在宅医療,地域医療の中での薬剤師の役割が増えた場合,患者や生活者の QOL を改善するための薬剤師の役割の一つとして化粧療法への関わりの可能性や必要性は大きくなるのではないかと考えられる.</p>

収録刊行物

  • 薬局薬学

    薬局薬学 13 (1), 98-105, 2021

    一般社団法人 日本薬局学会

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