三浦半島南部の箱根東京テフラ

書誌事項

タイトル別名
  • Hakone-Tokyo Tephra in the Southern Part of Miura Peninsula, Kanagawa, Japan
  • ミウラ ハントウ ナンブ ノ ハコネ トウキョウ テフラ

この論文をさがす

抄録

三浦半島南部に分布する箱根東京テフラについて露頭調査を行い、先行研究の再検討を行った。降下軽石(箱根東京軽石:Hk-TP)の各降下ユニットのうち、最下部の細粒軽石よりなる降下ユニットは三浦半島地域では相対的に厚く、分布軸がより東寄りである可能性がある。中部の粗粒な軽石からなる2つの降下ユニットのうち上位は相対的に薄く、逆に分布軸が北寄りになる可能性がある。また、全体の層厚は厚くなる。軽石流堆積物(Hk-T(pfl))は新たに2箇所で見つかり、広域に分布している可能性が示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ