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Abstract
<p>金属アレルギーの患者に対して人工膝関節全置換術を行ったので治療経験について報告する.症例1:78歳女性 現病歴:2年ほど前から右膝関節痛を認めていたが歩行時困難感を認め当科受診となった.既往歴:関節リウマチ,身体所見は可動域20-100度JOAスコア55点 金属アレルギーの既往があるため当院皮膚科へ紹介し術前にパッチテストを行ったところCo強陽性Ni陽性であった.KYOCERA社製Bi-surfaceを使用し人工膝関節置換術を行った.外来経過観察中で術後3年の身体所見は可動域10-120度JOAスコア90点である.症例2:74歳女性 現病歴:4年ほど前から右膝関節痛を認めていたが歩行時困難感を認め当科受診となった.既往歴:糖尿病 身体所見は可動域30-80度JOAスコア30点 金属アレルギーの既往のためパッチテストを行ったところ,Co強陽性Cr陽性Ni陽性であった.同機種で人工膝関節全置換術を行った.術後2年の身体所見は可動域20-110度,JOAスコア85点である.術前に金属アレルギーの有無について問診することが重要である.</p>
Journal
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- Orthopedics & Traumatology
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Orthopedics & Traumatology 70 (1), 10-11, 2021-03-25
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390850810586677504
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- NII Article ID
- 130008031724
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed