一時的ストーマを造設した患者の配偶者の困難な経験
書誌事項
- タイトル別名
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- Difficulties experienced by partners of patients with a temporary stoma
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抄録
<p> 本研究は、一時的ストーマ造設患者の配偶者の困難な経験を明らかにすることを目的に、一時的ストーマ造設患者の配偶者5名に半構成的面接を行い、質的記述的分析を行った。その結果、《ストーマ造設患者の配偶者としての困難な経験》、《生命危機を予感させる患者の配偶者としての困難な経験》、《生活者としての困難な経験》の3つのカテゴリーが抽出された。《ストーマ造設患者の配偶者としての困難な経験》は、〈ストーマや排便の形態が受け入れがたい〉、〈ストーマがほかの家族の目に触れないよう気を遣う〉、〈装具の装着が上手くいかない〉、〈ストーマ周囲の皮膚トラブルに悩まされる〉などの6つのサブカテゴリー、《生命危機を予感させる患者の配偶者としての困難な経験》は、〈患者の死を意識してしまう〉、〈検査・手術結果が判明するまで気持ちが落ち着かない〉、〈術後も再発を気にしつづける〉の3つのサブカテゴリーから構成された。《生活者としての困難な経験》として、〈患者以外の家族の世話をしなければならない〉経験が語られた。看護職者は、これら3つの側面を合わせもつ者として、一時的ストーマ造設患者の配偶者を捉え、支援する必要性があることが示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本創傷・オストミー・失禁管理学会誌
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日本創傷・オストミー・失禁管理学会誌 19 (3), 293-300, 2015
一般社団法人 日本創傷・オストミー・失禁管理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390850810586755840
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- NII論文ID
- 130008031871
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- ISSN
- 18842321
- 1884233X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可