アニメの制作プロセスとビジネス構造を変化させる 3D技術――『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』『正解するカド』『けものフレンズ』が示した3つの方向性

  • 松本 淳
    法政大学 東京大学大学院情報学環後期博士課程

書誌事項

タイトル別名
  • 3D Technologies that will Bring about Changes to the Production Processes and Business Structures of Animation— Findings from “ARPEGGIO OF BLUE STEEL”, “KADO: The Right Answer” and “Kemono Friends.”
  • アニメ ノ セイサク プロセス ト ビジネス コウゾウ オ ヘンカ サセル 3D ギジュツ : 『 アオキ ハガネ ノ アルペジオ : アルス ・ ノヴァ 』 『 セイカイ スル カド 』 『 ケモノフレンズ 』 ガ シメシタ 3ツ ノ ホウコウセイ

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抄録

<p>日本の商業アニメーションの世界で CG作品が存在感を増している。 2013年10月に放送された『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』がその起点となり、 2017年現在も1月より放送された『けものフレンズ』と、4月より放送されている『正解するカド』が話題となっている。これらに共通するのが、3DCGを作品制作に用いている点となる。3DCGがアニメーションに及ぼす影響は、単に制作手法に留まらず、アニメーションのビジネスひいては産業構造にも至る。本論文では、各作品のプロデューサーらへのヒアリングと先行研究を用いて、その考察を行いたい。</p>

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