書誌事項
- タイトル別名
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- Stimulating Thought Rather Than Appetite: On TAKAHATA Isao’s Animation Aesthetics
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説明
<p>本論文は、何度も繰り返される主題や、キャラクターに観客を同一化させる固有の視覚的特徴を持たないがゆえに、十全に論じられてはいない高畑作品の美的資質に着目し、彼の作品におけるキャラクターと世界の構築方法を明らかにする。高畑作品の意味は、作品関連グッズ販売やファン活動から派生していない。それはアニメーション自体に内在している。高畑は、お手軽なジャンルの枠組みのなかに留まらずに、幸せで、感情的に満足できる結末には至らない叙述を生み出し、アニメーションの大衆的な魅力とその消費に異を唱えた。本論文は、『アルプスの少女ハイジ』(1974)、『かぐや姫の物語』(2013)、『火垂るの墓』(1988)、『おもひでぽろぽろ』(1991)のシークェンスを詳細に検討し、アニメの構造と美学に関する規範に対する高畑の挑戦が、彼の制作過程の一部であり、彼の作品を際立つものにしていたことを明らかにする。</p>
収録刊行物
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- アニメーション研究
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アニメーション研究 21 (1), 111-125, 2020-09-30
日本アニメーション学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390850889256813312
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- NII論文ID
- 130008035786
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- NII書誌ID
- AA12731789
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- ISSN
- 24351989
- 1347300X
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- NDL書誌ID
- 031227093
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可