書誌事項
- タイトル別名
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- VATS pulmonary tractotomy for penetrating lung injury caused by a crossbow: A case report
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抄録
<p>穿通性胸部外傷に対しては,迅速に手術適応を判断し処置を行う必要がある.今回我々はクロスボウによる肺刺創に対して胸腔鏡補助下でpulmonary tractotomy(PT)を施行した症例を経験したので報告する.症例は50歳代男性.自分でクロスボウをセットし,左前胸部を撃った.その後意識を保ったまま胸痛,呼吸苦を自覚し,矢が刺さったまま当院へ救急搬送された.矢は左前胸部より刺入し左背部に貫通していた.胸部CTでは左中等度気胸と少量の胸水を認め,矢は左舌区と下葉S6を貫通していた.胸腔鏡で観察しながら矢の摘除と損傷部の修復を行う方針とした.S6の貫通部は自動縫合器を用いて部分切除した.舌区の貫通部は深く長かったため,自動縫合器を用いてPTを施行し修復した.術後経過は問題なく転院となった.胸腔鏡補助下で自動縫合器を使用したPTは,損傷部を迅速に処置でき手術時間の短縮にも有用であった.</p>
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 35 (4), 344-348, 2021-05-15
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390851010456594560
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- NII論文ID
- 130008038494
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可