回転状態選別による分子配向制御とイオン画像法を組み合わせた光解離反応ダイナミクスの研究

DOI

抄録

六極電場による分子配向制御と二次元検出器を使ったイオン画像観測を組み合わせて,空間配向した2-ブロモブタンの光解離生成物Brの散乱分布を測定した.観測されたイオン画像には分子配向に由来する非対称なパターンが現れており,その角度分布から解離過程の反応動力学的な情報を得ることができる.さらに理論的な研究から,分子が鏡像異性体を持つとき異性体が互いに異なる散乱分布を示しうることが暗示されている.これについて実験と理論の両面から検証した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390851010459894272
  • DOI
    10.50847/collision.18.1_4
  • ISSN
    24361070
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ