書誌事項
- タイトル別名
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- Shelter effect of the gaps within rock piles to reduce the predation on Japanese eel <i>Anguilla japonica</i>
- カセン セイカツキ ノ ニホンウナギ ニ オケル ウキ セキ ニ ヨル ヒショク カイヒ コウカ ノ ケンショウ
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抄録
<p> ニホンウナギ資源減少の原因の1つとして,鳥類からの被食リスクを低減する隠れ場所となると考えられる浮き石の,河川改修による減少が挙げられる。本研究では,浮き石による間隙の存在が,本種の生残に影響を与えるかを検証するために,間隙が利用可能な池と利用不可能な池の2群における生残率と肥満度の変化量を比較する実験を行った。その結果,間隙が利用可能な池では供試魚の生残率が有意に高く,浮き石による間隙は捕食者である鳥類から餌として発見される可能性を下げる効果があることが確認された。</p>
収録刊行物
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- 日本水産学会誌
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日本水産学会誌 87 (3), 255-264, 2021-05-15
公益社団法人 日本水産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390851087355582976
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- NII論文ID
- 130008041928
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- NII書誌ID
- AN00193422
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- ISSN
- 1349998X
- 00215392
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- NDL書誌ID
- 031538290
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可