複数の酵素活性を同時に可視化できるActivatable型ラマンプローブの開発

DOI
  • 藤岡 礼任
    東京大学大学院 薬学系研究科 薬品代謝化学教室
  • 神谷 真子
    東京大学大学院 医学系研究科 生体情報学教室

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抄録

蛍光顕微法は生体を観察する手段として長らく活用されてきており,最も一般的なイメージングツールとして様々な生命現象の解明に役立ってきた.そのような中,ラマン散乱光を利用して生体を視るラマン顕微法が近年注目を浴びてきている.本稿では,ラマン顕微法の一般的な特徴について解説したのち,ラマン顕微法で用いる有機小分子プローブについて,著者らが最近開発したActivatable型のラマンプローブを含めた最新の知見を交えて紹介する.

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 57 (6), 480-484, 2021

    公益社団法人 日本薬学会

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