日本人の季節による気分および行動の変化

説明

国内で緯度差のある4地域の一般住民668名を対象に,気分,感情と睡眠・活動レベ ルが,季節によって地域ごとにどう変動するかを調壺した。(1) 寒冷地の被験者は冬季に 睡眠時間がより長くなり,有意な地域差が見られた。(2) 季節変動の大きな集団は,札幌 が14.7%,秋田が16.5%で,鳥取・鹿児島の平均11.5%より3~5%程多かった。これよ り季節性感情障害の背景囚子として,一般住民の気分や行動の季節性変動が関与している 可能性が示唆された。

収録刊行物

  • 精神保健研究

    精神保健研究 (6(通巻39)), 81-93, 1993-07-01

    国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター

被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390851165524582912
  • NII論文ID
    10015035569
  • DOI
    10.34384/nimh.39.81
  • ISSN
    0915065X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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