精神保健サービスにおける変化の指標

DOI
  • 丸山 晋
    国立精神・神経センター精神保健研究所社会復帰相談部
  • 山口 裕子
    国立精神・神経センター精神保健研究所客員研究員
  • 加藤 正明
    国立精神・神経センター精神保健研究所元所長
  • 篠崎 英夫
    厚生省保健医療局国立療養所課長
  • 廣瀬 省
    厚生省保健医療局精神保健課長

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抄録

本資料は, WHOヨーロッパ支局の出版になる"MentalHealth Services in Europe; lOyears on"の第4章を訳したものである。この小冊子(PublicHealth in Europe 25) は,①序章②WHO計画の内容③1972年におけるヨーロッパの精神保健サービス ④精神保健サービスにおける変化の指標⑤精神保健サービスにおける最近の進歩⑥展 望⑦結論と提言の7章よりなっている。その中でもっとも資料的な価値のあるのがこ の第4章である。個々のデータもさることながら,精神保健の展開をマクロにとらえる試 みは,多くの示唆に富んでいる。本資料は, 1972年と1982年の2度に亘る調査のデータを 含んでいる。10年毎にこの調査が予定されているとすれば, 1992年がその年にあたる。そ の結果について,期待する向きは多いとおもわれる。 翻訳権については, 1989年に厚生省保健医療局精神保健課が取得していたが,この度WHOと の了解のうえ,共訳という型となった。

収録刊行物

  • 精神保健研究

    精神保健研究 (4(通巻37)), 181-209, 1991-08-15

    国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター

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