書誌事項
- タイトル別名
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- Surgical treatment for obesity
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抄録
<p>高度肥満者に対する外科治療は,2000年代に入り本邦でも普及してきた.術式には歴史的変遷があるが,現在は腹腔鏡下スリーブ状胃切除術がもっとも一般的である.手術の効果は海外で長期予後を含むエビデンスが発表されており,本邦でもこれに追随している.本邦では健康保険での手術が多いため,手術適応は保険の条件が一般的であるが,BMIが32.5未満の症例では手術適応がない点やスリーブ状胃切除術以外の術式が認められていない点に問題がある.肥満治療の重要性は増してきており,必要な患者に対して外科治療が安全に提供できるようにする必要がある.</p>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 118 (6), 532-540, 2021-06-10
一般財団法人 日本消化器病学会