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- 石川 雅紀
- 神戸大学大学院 経済学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Comparison of WEEE Recycling in Japan and the EU
- 家電リサイクルの日欧比較 : EPRの意味
- カデン リサイクル ノ ニチオウ ヒカク : EPR ノ イミ
- —Contents of EPR—
- ――EPRの意味――
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説明
本稿では日欧の循環政策を比較した。<br> EU は複数の PRO (Producer Responsibility Organization) を認め市場競争を利用して静脈市場を効率化し,日本は個別企業レベルでの環境配慮設計 (DfE) を促進している。競争を促進すればコストの低減が期待できるが,コスト情報の開示は困難で,情報開示度が下がり,フロー監視も困難となる。生産者と資源化事業者の間での契約も短期となり,情報のやりとりも難しく,DfE は効きにくい。 <br> EU は超国家組織として,統合の深化を目指し,合意しやすい抽象化レベルの高い目標,政策の大枠,期限を設定し,実際の政策では各国が柔軟性をもって施行している。循環政策と資源政策の整合性をとりやすい。日本では,個別製品特性に配慮し,制度設計されているので,DfE は進むものと期待され,排出者責任原則も個人レベルで担保されるが,資源政策との統合は難しい。 <br> 日本の家電リサイクル制度については,資源政策との整合性をどうとるのか,他のリサイクル制度も含めて検討することが必要である。
収録刊行物
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- Material Cycles and Waste Management Research
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Material Cycles and Waste Management Research 26 (4), 268-274, 2015-07-31
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390851320453998976
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- NII論文ID
- 130008051430
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- NII書誌ID
- AA12383900
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- ISSN
- 21874808
- 18835864
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- HANDLE
- 20.500.14094/90002889
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- NDL書誌ID
- 026680778
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可