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- 松田 亮三
- 立命館大学・人間科学研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Resilience of health care systems
- issues in initial responses to COVID-19 outbreak
- COVID-19流行初期対応での課題
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抄録
COVID-19の流行は医療機構に大きな負荷、ショックを与えている。この突発的に生じる大きな負荷への対応力は、一般的にレジリエンスの問題として議論されており、医療機構・政策研究においては、医療機構レジリエンスをめぐる検討が行われてきている。本論文では、一般的なレジリエンスの概念について概観した上で、医療機構レジリエンスの定義や検討する上での枠組みについての先行研究を振り返る。さらに、Hanefeld et al (2018) の「3+2」の枠組みを用い、日本におけるCOVID-19流行への初期対応を検討し、レジリエンス上の課題を考察することにより、レジリエンス概念とその検討の可能性を示す。
収録刊行物
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- 医療福祉政策研究
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医療福祉政策研究 4 (1), 1-11, 2021
日本医療福祉政策学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390851320456524928
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- NII論文ID
- 130008052786
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- ISSN
- 24336858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可