On a hand’s coil winding device design and it’s usage for STEM era—4
-
- OSUMI Norikazu
- Prof emeritus Kyoto Univ.of Education, OES Institute
-
- UMEMOTO Hitoo
- Kishiwada workshop of OES Institute
Bibliographic Information
- Other Title
-
- STEM時代の「手まきコイルを作る巻線機の制作と実験利用」-4
- —an attachment of coil winding device and hand dynamo production with it—
- ―巻線機のアタッチメントの工夫と手回し発電機の制作―
Abstract
<p>筆者らが取り組んだ手作りの「巻線機」プロジェクトは、当初の目標だったダイナミックな手振り発電機を制作して一定の成果に到達した。その過程で、電磁石コイルを制作するため巻線機のシャフト部に必要なアタッチメントを工夫する必要に迫られた。そしてシャフトの両側に手巻きしたコイルを取り付けることによって「巻線機」は「手回し発電機」にすることができた。</p><p>「身近な材料を加工して、自分の手で発電機を作る」こと。これは長く筆者が課題の一つとしてきた。もちろん市販の手回し発電機がある。しかし、それらは模型用の小型モータなどを使っていて、その内部構造は見えない。さまざまな実験場面に活用できるが「発電機の構造」はわからないままである。</p><p>筆者らの手作りのハンズオン活動のチャレンジは、内部の構造そのものを手作りできないか、という点にある。本稿では、一連の経過報告をするとともに、この制作活動の機材デザインと実験の過程には基礎的な科学、技術、工学、数学のSTEM教育の要素が含まれることを検討したい。</p>
Journal
-
- JSSE Research Report
-
JSSE Research Report 35 (8), 27-30, 2021-06-26
Japan Society for Science Education
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390851407760817536
-
- NII Article ID
- 130008055928
-
- ISSN
- 18824684
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- Abstract License Flag
- Disallowed