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- 大田 康江
- 順天堂大学大学院医療看護学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Qualitative evaluation of an e-learning programme for nurses to facilitate mother–infant bonding in the early postpartum period
- 公開日
- 2021
- DOI
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- 10.3418/jjam.jjam-2020-0032
- 公開者
- 一般社団法人 日本助産学会
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説明
<p>目 的</p><p>産褥早期の母児ケアに従事している看護者を対象に,「産褥早期の母児の愛着形成支援」のためのeラーニングプログラムを導入し,看護者が,学習したスキルをケアに活用し,どのように言動的および認知的変容がもたらされたかを通して,プログラムの効果を質的に評価する。</p><p>方 法</p><p>実施したプログラムは,到達目標に沿った3つのステップで構成する約3時間のeラーニングである。プログラム介入前後における看護者の母児への関わりの言動的変容を,ケア場面の参加観察法により事例分析にて評価し,看護者の認知的変容を看護者へのリフレクション面接を通して評価した。</p><p>結 果</p><p>研究対象者は,17名の看護者であった。分析対象場面は,介入前52場面,介入後51場面であった。看護者の言動的変容では,17名中13名の看護者において,児の行動観察に意識が向き,適切に応答できる児への応答性が高められていた。さらに児との関係形成の模範としての役割行動の促進がみられた。そしてその看護者の変化は,母親が看護者の児とのやりとりを模倣する行動に導いた。母親との関係性においては,母親の気持ちやニーズに応え,母親を情緒的に包み込む態度で接する行動がみられた。看護者の認知的変容は,児の行動観察の重要性への気づきが芽生え,乳房管理偏重,看護者主導の自己ケアへの内省がみられた。</p><p>結 論</p><p>プログラム介入により看護者が母児の絆を促進する役割行動が促される言動的変化が示唆され,これまで行ってきた自己の母児ケアへの新たな気づきと省察という認知的変容が示された。</p>
収録刊行物
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- 日本助産学会誌
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日本助産学会誌 35 (1), 22-35, 2021
一般社団法人 日本助産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390851485574635776
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- NII論文ID
- 130008058942
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- ISSN
- 18824307
- 09176357
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可
