書誌事項
- タイトル別名
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- Breakthrough HBV infection in a vaccinated child due to vaccine escape mutant
- HBV ワクチンエスケープ ヘンイカブ ニ ヨリ ブレイクスルー カンセン シタ ショウニレイ
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抄録
<p>症例は2歳男児.母と姉と祖母がB型肝炎ウイルス(HBV)キャリアで,母と姉はHBe抗原陽性かつ高HBV DNA量(HBV DNA>7 log IU/ml)だった.出生直後に抗HBsヒト免疫グロブリンが投与され,HBワクチンが出生時,生後1,6カ月時に接種された.1歳時にHBs抗原陰性,HBs抗体333.8 mIU/mlだったが,2歳時にHBs抗原0.25 IU/ml,HBs抗体115.6 mIU/ml,HBV DNA 3.5 log IU/mlとHBV感染が成立した.直接シークエンス法による遺伝子解析により,本児,母,姉由来のHBVにワクチンエスケープ変異として知られるG145R変異とP120Q変異を認めた.母と姉が保有していた変異株が1歳以降に本児に水平感染したと考えられた.高ウイルス量HBVキャリア妊婦から出生した児では,2歳以降も継続的なフォローアップと積極的なワクチン追加接種も考慮する必要があると考えられた.</p>
収録刊行物
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- 肝臓
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肝臓 62 (7), 403-412, 2021-07-01
一般社団法人 日本肝臓学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390851574444897920
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- NII論文ID
- 130008063292
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- NII書誌ID
- AN00047770
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- ISSN
- 18813593
- 04514203
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- NDL書誌ID
- 031548525
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可