走動作中遊脚期後半における大腿二頭筋長頭と半膜様筋の筋腱移行部に加わる剪断応力

書誌事項

タイトル別名
  • Shear Stress Applied to the Myotendinous Junction of the Biceps Femoris Long Head and Semimembranosus during the Late Swing Phase of High-speed Running

説明

<p>本研究は, 走動作中遊脚期後半に着目し, ハムストリングス肉離れの受傷が多い近位部筋腱移行部に加わる剪断応力と筋腱の動態に関して, 大腿二頭筋長頭と半膜様筋間の違いを明らかにすることを目的とした. また, 起始点, 停止点, 腱の自然長, 筋線維の至適長, 至適長時の羽状角, および最大等尺性発揮張力が大腿二頭筋長頭と半膜様筋間の筋張力や筋腱移行部の剪断応力に及ぼす影響を検討した. 大腿二頭筋長頭は半膜様筋と比較して, 筋張力の最大値は有意に小さいが, 剪断応力の最大値および剪断応力が最大となる時点の筋腱伸長速度は有意に大きかった. 大腿二頭筋長頭と半膜様筋の筋張力と筋腱移行部の剪断応力に最も影響した構造は, 腱の自然長であった.</p>

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参考文献 (37)*注記

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