書誌事項
- タイトル別名
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- NUMERICAL STUDY ON BEHAVIOR OF STEEL ARCH BRIDGE ASSUMED SLIDING BEARING SUPPORT AND SLAB DUE TO GROUND DEFORMATION DURING EARTHQUAKE
抄録
<p> 2016年4月に発生した熊本地震においては,崩落した阿蘇大橋,架け替えが決定した第一白川橋梁といった上路式鋼アーチ橋が甚大なる損傷を受けた.それらの損傷を与えた主要因として,地盤変動による支承部の滑動が挙げられている.一方で,地盤変動による影響や対策は,道路橋示方書を始め,NZコードを代表とする海外の示方書にも何ら示されておらず,検証データも少ない.</p><p> そこで本研究では,アーチ支承と床版の滑動によって上路式鋼アーチ橋にどのような影響が生じるのかをFEM解析を用いて検証した.橋軸方向,橋軸直角方向,高さ方向,それらを組み合わせた複合方向に強制変位を与え,どの程度の変位がアーチリブに降伏応力が生じさせるのかを比較した.また,代表的な滑動例に対して弾塑性解析を行った結果を報告する.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (4), I_117-I_127, 2021
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390851728700999424
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- NII論文ID
- 130008067129
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- ISSN
- 21854653
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可