プロテオミクスにおける様々な解析手法と視点
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- 紀藤 圭治
- 明治大学農学部生命科学科
書誌事項
- タイトル別名
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- A Variety of Technical Approaches and Data Interpretation in Proteomics
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説明
<p>質量分析やそれに関わる技術進歩がこれまでのプロテオミクス研究の発展に大きく貢献してきたことは,もはや言うまでもない.一方で,他の様々な手法もまた,それらの特性を生かしながら多くのプロテオーム解析に活用されてきた.また,プロテオームを含め大規模解析データは,個々の分子機能の効率的な理解に欠かせないものであるが,生命活動をそれぞれの分子が協調または拮抗しながら営まれている一つのシステムとして理解するための捉え方もまた重要である.そうした様々な技術や視点などについて,筆者が研究対象とする出芽酵母などの微生物を中心としたこれまでの研究例を紹介するとともに,プロテオミクス研究に求められるアプローチの多様性について私見を述べたい.</p>
収録刊行物
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- 日本プロテオーム学会誌
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日本プロテオーム学会誌 6 (1), 1-7, 2021
日本プロテオーム学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390851794861155712
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- NII論文ID
- 130008068493
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- ISSN
- 24322776
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可