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- 池上 順子
- 立命館大学・龍谷大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Survey on factors influencing possession of donor cards
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説明
臓器提供意思表示カード(以下、ドナーカードと記述)所持の意思決定に影響する要因を明らかにするために、大学生を対象に調査を行なった。ドナーカードの所持率は23.0%であった。ドナーカードの所持率は、「脳死を人の死と認め、脳死者からの移植手術に賛成する者」、また、「家族や友人と脳死・臓器移植について話をしている者」で高かった。しかし、ドナーカードの所持と「科学・技術についてのニュースや話題に対する興味や関心」ならびに「社会意識」との関連は認められなかった。本研究から、ドナーカード所持の意思決定のためには、適切な情報の提供や総合的判断力の養成が必要であると示唆された。
収録刊行物
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- 生命倫理
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生命倫理 11 (1), 129-134, 2001-09-17
日本生命倫理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390851862123478016
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- NII論文ID
- 110002276974
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- NII書誌ID
- AN10355291
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- ISSN
- 2189695X
- 13434063
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可