青木湖と佐野坂丘陵の成り立ち(予報)

書誌事項

タイトル別名
  • Formation processes of the Aoki Lake and Sanosaka Hill, central Japan ( Predicton)
  • アオキコ ト サノザカ キュウリョウ ノ ナリタチ(ヨホウ)

この論文をさがす

説明

佐野坂丘陵は大小の岩塊からなる崩壊堆積物からなり,かつての姫川を堰き止めて青木湖を形成したと考えられている.しかし,その形成過程には不明な点が多かった.たとえば,① 佐野坂丘陵の西側山地に位置する明瞭な崩壊崖の中軸に比べて,崩壊堆積物の位置は約200 m北側に偏り,また,② 崩壊堆積物の構成岩石は崩壊崖の地質構成と異なるなどの問題点が残されている.その原因として,崩壊崖の最大傾斜方向に対して崩壊堆積物が斜め北方向に移動した可能性や,未知の横ずれ断層により崩壊堆積物が北側に変位した可能性などが考えられる.活断層が関与した場合,断層活動と地震により大規模崩壊が発生し,その後の断層運動と崩壊の繰返しにより,現在の青木湖と佐野坂丘陵が形成されたと考えられる.これらの問題について,崩壊崖と崩壊堆積物の地質調査を実施し,既存のデータと統合して,今後の研究のための予察検討を行った.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ