犬の移行上皮癌に対し膀胱全摘出術を行った64症例の回顧的調査
書誌事項
- タイトル別名
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- Complete Cystectomy for Canine Transitional Cell Carcinoma in Dogs: A Retrospective Study of 64 Cases
- イヌ ノ イコウ ジョウヒガン ニ タイシ ボウコウ ゼン テキシュツジュツ オ オコナッタ 64 ショウレイ ノ カイコテキ チョウサ
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抄録
犬の移行上皮癌に対して膀胱全摘出術を実施した64症例について,品種,性別,病理検査結果,治療方法,並びに予後調査を行った.本調査では発症年齢は10.7±2.2歳,雌雄差は雌40症例(62.5%),雄24症例(37.5%)と従来の報告に類似したものであった.品種は雑種,シェットランド・シープドック,ビーグルが好発品種であることが示唆された.予後については膀胱全摘出術64症例の生存期間は5~3,089日,生存期間中央値は205日であった.生存期間についての調査比較では,膀胱壁への浸潤度による差において,粘膜固有層,筋層,並びに漿膜までの浸潤の3群間において有意差を認めた.今回の回顧的調査から,犬の移行上皮癌に対しての膀胱全摘出術は半年以上の生存が期待でき,治療において有用な治療方法の一つになることが示唆された.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 74 (7), 433-438, 2021-07-20
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390852049741700096
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- NII論文ID
- 130008076496
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 031609881
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可