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- 加藤 則人
- 京都府立医科大学大学院医学研究科皮膚科学
書誌事項
- タイトル別名
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- Future perspective of the treatment for pediatric atopic dermatitis
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抄録
<p>近年,アトピー性皮膚炎の病態に関する研究が飛躍的な進歩を遂げ,その研究成果をもとに,新しい作用機序を持つアトピー性皮膚炎の治療法の開発が盛んである.Interleukin-4,-13のシグナルを阻害するデュピルマブや,ヤヌスキナーゼ阻害外用薬のデルゴシチニブなど,すでに国内の臨床現場で成人アトピー性皮膚炎を対象に承認されている薬剤も含め,アレルギー炎症に重要な役割を有する2型サイトカインに対するモノクローナル抗体,ヤヌスキナーゼ阻害薬,フォスフォジエステラーゼ4阻害薬の中から,おもなものについて紹介した.これらの一部については,小児を対象にした臨床研究も進んでいるようである.アトピー性皮膚炎を対象にした新たな治療薬の開発は盛んで,今後もさらに多くの薬剤が承認されると期待される.アトピー性皮膚炎では,長期の寛解維持が重要であり,効果とともに安全性に関する長期データを注視して行く必要がある.</p>
収録刊行物
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- 日本小児アレルギー学会誌
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日本小児アレルギー学会誌 35 (3), 233-238, 2021-08-20
一般社団法人日本小児アレルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390852049743435008
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- NII論文ID
- 130008076378
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- ISSN
- 18822738
- 09142649
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可