鏡視下バンカート修復術の術後5年以上の長期成績

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5年以上経過観察可能であった鏡視下バンカート修復術の成績を報告する.対象は2008年1月から2015年4月までに当院にて鏡視下バンカート修復術を施行された224例の内,5年以上の経過観察が可能であった121例を対象とした.男性94例,女性27例,手術時平均年齢は25.1(14-62)歳,平均経過観察期間は79.1(60-150)カ月であった.転居などにより直接検診が不可能であった症例には電話による聞き取り調査を行い,回答が得られればそれを最終経過観察とした.121例のうち,電話調査されたものが75例,外来経過観察可能であったものは46例であった.再脱臼を16例に認めた.術後一年未満に再脱臼していた症例は8例,術後1以上5年未満の間に再脱臼していた症例は4例,術後5年以上10年未満のものが3例,10年以上経過していたものは1例であった.

Journal

  • Katakansetsu

    Katakansetsu 45 (1), 23-26, 2021

    Japan Shoulder Society

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