上腕三頭筋の代償によって外転筋力が保持された腋窩神経不全麻痺の1例
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説明
肩関節前方脱臼後に腋窩神経不全麻痺を呈したが,外転筋力が保持されている症例を経験した.肘伸展位と屈曲位の外転動作にて三角筋と上腕三頭筋の筋電図を施行したところ,肘伸展位では上腕三頭筋の筋収縮を認め,三角筋の代償を行っていることがわかった.肘屈曲位での外転強化を実施したところ,受傷後3ヵ月にて三角筋筋力が健側と同等になった.
収録刊行物
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- 肩関節
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肩関節 45 (1), 197-201, 2021
日本肩関節学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390852174975642240
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- NII論文ID
- 130008080457
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- ISSN
- 18816363
- 09104461
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可