食道裂孔ヘルニアとSpigelianヘルニアが併存し,腹腔鏡下に修復した1例

DOI Web Site 参考文献8件 オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Esophageal Hiatal Hernia and Spigelian Hernia Repaired by Laparoscopic Surgery

この論文をさがす

説明

<p>症例は83歳女性.2年前から食事摂取時のつかえ感あり,検診の胸部レントゲン検査で異常影を指摘され紹介受診となった.CT検査で滑脱型の食道裂孔ヘルニアがあり,腹直筋左外縁に筋膜欠損部および皮下に脱出する脂肪組織を認めた.食道裂孔ヘルニア,Spigelianヘルニアの診断で腹腔鏡下食道裂孔ヘルニア修復術,噴門形成術(Toupet法),腹腔鏡下Spigelianヘルニア修復術を施行した.医学中央雑誌で食道裂孔ヘルニアとSpigelianヘルニアが併存した症例の報告はなく,同時に腹腔鏡下に修復したことからも,稀な症例であると考えた.</p>

収録刊行物

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ