強度行動障害者支援に関するアセスメントと記録,情報共有等についての先行調査研究

DOI
  • 岡田 裕樹
    独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園
  • 日詰 正文
    独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園
  • 内山 聡至
    独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園

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抄録

<p>本研究は,強度行動障害者支援の現場で用いる情報収集,情報共有について,「アセスメント」,「ICF」,「記録」,「ICT」をキーワードとして先行研究を把握するための文献調査を実施した.「J-STAGE」,「CiNii」の論文検索データベースを活用した先行研究調査を行った結果,①強度行動障害者のみを対象とした場合は論文数が少ないが,対象を発達障害者や知的障害者に広げると比較的多くなることがわかった,②既存の文献をもとに研究班で議論を行った結果,多職種がチームになって対象者の全体像のアセスメントやモニタリングを共有しやすくするためには「ICF」への記録整理,スーパーバイザー等の専門家が確保しにくい現状や今後の感染症対策の継続も念頭に置いた「ICT」の活用が効果的であると考えられた.</p>

収録刊行物

  • 国立のぞみの園紀要

    国立のぞみの園紀要 14 (0), 1-5, 2021

    独立行政法人 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園

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