余剰生産能力管理のための原価計算

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タイトル別名
  • Managing Labor Cost of Idle Capacity:
  • A Construction Machinery Manufacturer Case
  • −コマツにおける労務費の原価管理実践−

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説明

本論文は,フィールド調査に基づき,コマツにおける労務費の原価管理の意義を余剰生産能力の視点から明らかにする。「能率差異」や「余剰人員コスト」と呼ばれる会計情報を用いた労務費の原価管理実践の検討を通じて,相対的に観察しやすい現場改善の成果として「創出された余剰」や需要変動による「仕事不足の余剰」に加えて,一見利用状態にあるが仕事があれば生産活動に転用される「将来投資の余剰」が存在することを示す。

収録刊行物

  • 原価計算研究

    原価計算研究 42 (2), 105-116, 2018

    日本原価計算研究学会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390852337053885440
  • NII論文ID
    130008088606
  • DOI
    10.20747/jcar.42.2_105
  • ISSN
    2432034X
    13496530
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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