古典を読む Y. Mualem 著 「不飽和多孔質体の透水係数を推定する新たなモデルについて」 ならびに M. Th. van Genuchten 著 「不飽和土壌の透水係数を推定する閉形式解について」

書誌事項

タイトル別名
  • Reviewing classical studies in soil physics “A new model for predicting the hydraulic conductivity of unsaturated porous media” By Y. Mualem Water Resources Research, Vol.12, No. 3, 513-522 (1976) and “A closed-form equation for predicting the hydraulic conductivity of unsaturated soils” By M. Th. van Genuchten Soil Science Society of America Journal, Vol.44, No. 5, 892-898 (1980)
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抄録

土壌の水分特性曲線と不飽和透水係数を連結させた数式モデルは,計測の手間を減らし,より少ないパラメータで簡便に保水性と透水性の両方を表現できるため,近年,様々な分野で広く用いられている。そのうち,現在最も頻繁に利用されているMualem-van Genuchtenモデルについて,Mualem (1976)とvan Genuchten (1980)をレピューすることにより,その誘導過程と性質を解説し,加えて関連研究の成果についてまとめた。さらにvan Genuchtenの水分特性曲線関数の表記方法に関して検討を加え, nとaの代わりにmと(変曲点のマトリックポテンシャル水頭)を用いた表記がより適切であるとの考えを示した。

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被引用文献 (1)*注記

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