コロナ禍の新しい生活様式に対応できる特別支援学級のための新しい学習方法の開発事例

書誌事項

タイトル別名
  • A Sample Development for the New Learning Approach to the Special Needs Class to Cope with the New Life Style Under the COVID-19 Restriction
  • コロナ カ ノ アタラシイ セイカツ ヨウシキ ニ タイオウ デキル トクベツ シエン ガッキュウ ノ タメ ノ アタラシイ ガクシュウ ホウホウ ノ カイハツ ジレイ

この論文をさがす

抄録

2020年度の学校教育は,新型コロナウィルス感染症による三密回避の影響を受け,教育カウンセリング の柱の一つである構成的グループエンカウンターをはじめ,ペア会話,グループワークも実施できない状 況に追い込まれた。特に,特別支援学級の児童に対し,どのように新しい生活様式を学ばせるのかが重要 な課題になった。一方で,三密を避けながらの,『主体的で対話的な深い学び』の実現,不安感を持たずに 登校できる学級並びに学習環境の調整も必要であった。そこで,二つの教育実践を行った。一つは,級友 との話題の共有化を図る。もう一つは,保護者との連携を図りながら,新聞の電子版を利用して新型コロ ナウィルスに関する新しい情報について学び,級友と相互に意見交流する授業を構想し,実践する。この 二つを約三カ月かけて実践した結果,個としての知的好奇心の伸長,親和的な学級の雰囲気など,仲間意 識の成長が見られた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ