書誌事項
- タイトル別名
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- GRASPING AND ANALYZING OF OFFSHORE WAITING TIME AT WORLD CONTAINER TERMINALS
説明
<p> 近年,コンテナ船の遅延が大きな問題となっており,船舶大型化に伴うアライアンスの再編によって航路サービスが集約され,特定の港湾・コンテナターミナルへ寄港が集中していることが主要な原因の一つとみられる.</p><p> 以上の状況を踏まえ,本研究は,世界のコンテナターミナルを対象に,遅延を引き起こす船舶の沖待ちを把握し,沖待ち時間に及ぼす影響を分析したものである.各船の沖待ち時間は,AISデータを利用して,船舶の入港から着岸までの時間に着目して算定した.算定結果により,各ターミナルの沖待ち時間は,バース占有率の上昇に従い急激に増加する傾向があることに加え,着岸船の到着遅延,荷役時間の長期化やターミナルのスケジュール特性が大きく関わっていることが明らかになった.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 77 (2), I_157-I_162, 2021
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390852503355561088
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- NII論文ID
- 130008094182
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可