琉球の脱植民地化運動と人類学

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タイトル別名
  • 遺骨を奪われた者への応答と対話を求めて

抄録

琉球併呑後に形成された、琉球に対する日本の植民地支配体制を利用して、金関丈夫・京都帝国大学助教授は沖縄島の各地から琉球人遺骨を盗掘した。学術人類館事件への日本人類学会の関与、同学会の琉球人遺骨に関する京大への要望書、台湾から移管された琉球人遺骨について検討し、遺骨返還を求めた琉球先住民族の国内外における脱植民地化運動を論じ、同問題に対する京大の応答と対話による、被植民者との和解の可能性を考える。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390852514696946688
  • NII論文ID
    130008098133
  • DOI
    10.14890/jasca.2021.0_f08
  • ISSN
    21897964
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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