斜め衝突による鉄筋コンクリート構造の局部損傷評価に関する研究 ―飛翔体先端形状による影響評価検討―

DOI
  • 康 作夷
    国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
  • 西田 明美
    国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
  • 永井 穣
    国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
  • 坪田 張二
    国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

書誌事項

タイトル別名
  • A Study for evaluating local damage to reinforced concrete structures subjected to oblique impact - Simulation analysis for investigating differences of impact effect by missiles with different noses -

抄録

<p>飛翔体衝突に起因する鉄筋コンクリート(RC) 板構造の局部損傷評価に対しては、多くの実験式が提案されている。これらの評価式のほとんどは、剛な飛翔体がRC 板構造に垂直に衝突する試験結果に基づいて導出されている。実際には垂直ではなくある角度を持って衝突することが多いことが予想されるが、RC 板構造への斜め衝突を想定した実験や評価式はほとんどみあたらない。本研究は、これまでの実験結果とシミュレーション結果に基づいて、飛翔体の斜め衝突によるRC 板構造の局部損傷を評価するための新しい評価式を提案することを最終目的としている。これまでに衝突試験の再現解析を実施し、解析手法の妥当性を確認している。本稿では、この妥当性が確認された解析手法を用いて衝撃応答解析を実施し、飛翔体の衝突角度や先端形状の違いがRC 板構造の局所損傷に与える影響を解析的に検討し、得られた知見を報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390852581595369600
  • NII論文ID
    130008100953
  • DOI
    10.11345/japannctam.65.0_319
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ