時間領域境界要素法で得られた散乱波動場の深層学習と非破壊評価への応用

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Deep-learning for elastic wave elds obtained by time-domain boundary element method and its application to non-destructive testing

抄録

<p>近年, 社会基盤構造物に対する維持管理を目的に, 非破壊検査の重要性が高まっている.しかしながら, 将来の検査技術者の減少も懸念されており, 今後, 如何に非破壊検査を効率良く実施するシステムを確立できるかは重要な課題であると言える. 一方, 近年,レーザー超音波可視化試験などによって超音波伝搬自体を可視化し,得られた映像から, 検査員が直接欠陥からの散乱波の有無を確認することで検査を実行している.本研究では, 近年注目を集めている深層学習を用いて, レーザー超音波可視化試験における検査結果を機械により自動判定させるための方法について検討する.以下では, レーザー超音波可視化試験について簡単に説明した後, 超音波伝搬・散乱映像を模擬するための演算子積分時間領域境界要素法について説明する. その後, 深層学習について説明し,解析結果を示すことで, レーザー超音波非破壊評価に対する深層学習の有効性について検討する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390852581598279424
  • NII論文ID
    130008100890
  • DOI
    10.11345/japannctam.65.0_187
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ