血中ヘパリン濃度-ACT検量線およびソノクロット<sup>®</sup>による管理を施行した抗リン脂質抗体症候群合併心臓手術の一例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of anticoagulation management using heparin-activated clotting time titration curve and Sonoclot<sup>®</sup> in an antiphospholipid syndrome patient undergoing cardiac valvular surgery
  • 血中ヘパリン濃度-ACT検量線およびソノクロットによる管理を施行した抗リン脂質抗体症候群合併心臓手術の一例
  • ケッチュウ ヘパリン ノウド-ACTケンリョウセン オヨビ ソノクロット ニ ヨル カンリ オ シコウ シタ コウリン シシツ コウタイ ショウコウグン ガッペイ シンゾウ シュジュツ ノ イチレイ

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説明

<p> 抗リン脂質抗体症候群(APS)は,APTTなどいくつかの凝固検査結果が延長するが,過凝固が病態の中心となることから,人工心肺(CPB)中の抗凝固を含む周術期管理については定まった方法が確立されていない。APS患者のCPBを用いた心臓手術において,血液凝固分析装置を使用して管理し得たとの報告が増加している。心臓弁膜症手術が予定されたAPS患者に対して,血中ヘパリン濃度-ACT検量線とソノクロット®を併用して管理した症例を経験したので報告する。</p>

収録刊行物

  • Cardiovascular Anesthesia

    Cardiovascular Anesthesia 25 (1), 61-66, 2021-08-01

    一般社団法人 日本心臓血管麻酔学会

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