書誌事項
- タイトル別名
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- LIQUEFACTION COUNTERMEASURE EFFECT OF GRID FORM DEEP MIXING WALL WITH OBLIQUE WALL
説明
<p> 既存構造物の液状化対策工法として格子状地盤改良工法を検討する.既存構造物があるために格子間隔が広くなると液状化対策の効果が小さくなる.そこで本研究では比較的広い間隔の格子状地盤改良に斜め改良を併用した液状化対策を検討した.格子状地盤改良の深度の1/3程度の斜め改良を併用した対策であれば液状化を抑止できることが分かった.また,格子状地盤改良体と斜め改良体を剛に接続していないと剛に接続しているものに比べて液状化後の沈下は大きくなるが,無対策に比べて沈下量が半分程度に抑えられることも分かった.静的な数値解析によると斜め改良を併用した格子状地盤改良は格子状地盤改良のみの時に比べて剛性が5倍程度大きくなっている.このため液状化抑止に効果があったと考えられる.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集C(地圏工学)
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土木学会論文集C(地圏工学) 77 (4), 334-347, 2021
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390852724619072768
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- NII論文ID
- 130008106272
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- ISSN
- 21856516
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可