脳性まひ児の自律神経系からみた自立活動の評価に関する研究

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タイトル別名
  • Accelerated Plethysmography Assessment of the Autonomous Nervous System and Activities to Build Self Support in Children with Cerebral Palsy

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抄録

脳性まひ児の自律神経系を指標として加速度脈波計を用いた自律神経機能評価の有用性について検討することを目的とした.対象は,CP児9例と健常児13例.CP児群に抗重力姿勢活動を基本とした理学療法を実施し,心拍変動周波数解析による自律神経系の評価を行った.CP児群はLF/HF値が有意に上昇し,健常児群との間に有意差が認められなくなった.CP児群は健常児群と同等の自律神経系の反応性を示した可能性が考えられた.

収録刊行物

  • 教育医学

    教育医学 55 (2), 155-160, 2009

    日本教育医学会

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