商業高校におけるデバッグ教材の開発と課題

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タイトル別名
  • Development and Future Challenge of Debugging Teaching Materials: A Case Study from a Japanese Commercial High School

抄録

商業高校のプログラミングは実習を通し,その技術や知識を習得させる必要がある.しかし,プログラミングを初めて学習する生徒は,実習でコンパイルを行うと様々なプログラムのエラーメッセージに向き合うケースが多い.また,エラーを正しく修正できず実習課題を完成することが出来ない生徒も見られる.一方,教員側も生徒の個々のエラーに対応することになり,その指導の負担も大きい.デバッグ作業は生徒も教員も負担の大きい作業であるが,プログラムの修正方法の指導やエラーに関する対処法などのデバッグ作業の支援が困難である場合が多い.そこで,本研究ではARCSモデルに基づく設計方略から,デバッグ支援のための教材の開発を行い,教材が学習意欲に及ぼす影響を成績上位群,成績下位群の評価データを利用し,分析を行うとともに課題を検討する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390852870562594688
  • NII論文ID
    130008109216
  • DOI
    10.20694/jjsei.37.1_43
  • ISSN
    24321745
    09126732
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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