書誌事項
- タイトル別名
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- EXAMINATION OF TSUNAMI WATER LEVEL FROM SOUTHERN COAST OF MIYAZAKI TO OSUMI PENINSULA AND TANEGASHIMA COAST OF KAGOSHIMA
説明
<p> 南海トラフ地震による九州南部沿岸域での想定される津波高さは,鹿児島県や宮崎県が検討を進め一定の知見を有している.しかしながら遠浅地形を有する宮崎県沿岸や志布志湾を含む鹿児島県大隅半島沿岸,さらには種子島沿岸における津波水位の時間変動については知見が少ない.そこで本研究は津波水位の時間変動に対してバンドパスフィルターを適用して主要出現周期の水位変動を用いて,沿岸域における津波の最大水位到達時間と沿岸地形の関係を検討した.その結果,津波による最大水位到達時間が沿岸地形に依存し,志布志湾内沿岸では地震発生から80分後に最大水位が生じること,大隅半島からの反射波の一部が種子島西側沿岸に入射し最大水位となることを明らかにした.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B2(海岸工学)
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土木学会論文集B2(海岸工学) 77 (2), I_301-I_306, 2021
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390852890686104576
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- NII論文ID
- 130008113359
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- ISSN
- 18838944
- 18842399
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可