若手整形外科医の人工骨頭置換術においてより失敗が少ないステム選択は?

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抄録

<p>大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術(BHA)は若手整形外科医が行う頻度が高く,成績不良例を経験することがある.大腿骨頸部骨折に対して整形外科非専門医(卒後3-7年目)が施行したBHA 115例,男性29例,女性86例,平均年齢83.8±7.9歳を対象とした.手術はFit and Fill型(F群; 19例),taper wedge型(T群; 72例),Zweymuller型(Z群; 24例)ステムを使用し,手術所見,術後X線所見について統計学的に検討した.Z群が2度以上の内反が最も多く,subsidenceはF群に最も多かった.経験が浅い術者ではインプラントによって術後X線異常を来たしやすい可能性がある.</p>

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